Left After the Credit: 思惟のフィルムノート

アート系・インディペンデント系の海外映画を中心に、新旧問わず感想や考察を綴っています。

【ネタバレあり】美に喰われず、芸に生きるということ―映画『国宝』感想

映画『国宝』をネタバレ有でレビュー。吉沢亮・横浜流星の渾身の演技と、「芸」と「血」にまつわるテーマを深掘る。

【ネタバレあり】社会/他者との接続実験―映画『アッテンバーグ』感想

ギリシャ映画『アッテンバーグ』をネタバレ有でレビュー。「普通」に馴染めない女性の不器用な姿を綴る。

【ネタバレなし】ランティモスの原点—映画『キネッタ』感想+考察

ヨルゴス・ランティモスの単独初監督長編作『キネッタ』をネタバレ無でレビュー。原点に刻み込まれた作家性を考察。

【ネタバレなし】たった一人の親友と音楽で、世界は変えられる―映画『タイムズ・スクエア 4Kレストア』感想

『タイムズ・スクエア 4Kレストア』をネタバレ無でレビュー。1980年代のニューヨークを舞台に、ラジオとロックで世界に声を響かせた少女たちの物語について綴る。

【ネタバレなし】ルノワールが描かない子ども―映画『ルノワール』感想

早川千絵脚本・監督の映画『ルノワール』をネタバレ無でレビュー。良い意味とは言えないが、今年最も忘れられない一本となった理由を綴る。

【ネタバレあり】本当の弱点は社会にある―映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』感想

韓国映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』をネタバレ有でレビュー。理想的な友情像の裏にある社会的な問題を考察。

【ネタバレあり】役割を演じるとき、「私」はどこへ消えるのか-映画『アルプス』感想+考察

ヨルゴス・ランティモス監督の映画『アルプス』をネタバレ有でレビュー。「人は代替可能なのか?」を問う不穏な寓話を『籠の中の乙女』とも比較して考察。

思惟の2025年上半期新作映画ベスト5!

2025年上半期に鑑賞した映画の中からベスト5を語っています。

【ネタバレあり】演じることは、誰かを理解しようとすること―映画『カーテンコールの灯』感想

ケリー・オサリヴァン脚本・共同監督の『カーテンコールの灯』をネタバレ有でレビュー。痛みを抱えた家族の小さな再生の道を誠実に描いた良作。

【ネタバレあり】ボイル×ガーランドの相性問題―映画『28年後…』感想

ダニー・ボイル監督のゾンビ映画『28年後…』をネタバレ有でレビュー。ボイル演出の勢い任せ感やアレックス・ガーランド脚本の後退感などを率直に綴る。